
いきなりアマゾンの画像と違う表紙なんですがアメコミにはよくある事。
気にしなーい。
【あらすじ】
永きに渡る戦争によってセイバートロン星は荒廃していた。
サンダーウィングは、荒廃する故郷で生きる手段として”プリテンダーシェル”を考案、
自らを実験台としたが、強大なパワーと引替えに彼は正気を失い、
その力によってセイバートロン星は焦土と化した。

オートボットとディセプティコンの同盟によって、サンダーウィングは倒されるが
彼のもたらした災害は故郷の星の環境にとどめを刺した。
セイバートロン星は居住不可能なまでに荒廃、トランスフォーマー達は故郷を離れ
宇宙中に散り散りになる事を余儀なくされた・・・。
そして現在。

衛星軌道上からセイバートロン星を調査していたジェットファイヤーとテックボットは
地中に正体不明のエネルギーの痕跡を観測する。

彼らは地表に上陸し調査を開始するが、姿の見えない敵に襲われ意識を失ってしまう。
目を覚ましたジェットファイヤーが見たもの、それは
倒したはずのサンダーウィングを崇拝する謎の集団だった・・。

さてさて、この”Stormbringer”、
以前紹介した”War within"シリーズとの関連については特に言及されていませんが
オプティマスプライムのデザインや、スプリンガー率いるレッカーズ部隊、
ブラジオン率いるカルト集団の存在など、”War within"シリーズとの関連を
におわせる要素がいくつも盛り込まれています。
関連、と言えば、
以前紹介した、”The Transformers 1: Infiltration ”と
この”Stormbringer”はどうやらひとつの物語だったようです。知らなかった。
いくつかのシーンで両作品のリンクが見てとれます。

↑左が”Infiltration ”時、右が”Stormbringer”での同じシーン。
”Infiltration ”ではメガトロンの通信内容はわかりませんでしたが
”Stormbringer”で、それがサンダーウィング復活を告げる
レーザークローからの通信だった事が明かされます。
順序としては”Infiltration ”→”Stormbringer”→そして
次回作”Escalation ”へと続きます。
うむむ、単に”War within"的な新作だと思っていたら、
こんな大きなお話になっていたとは・・・。
今作では惑星ネビュロスやプリテンダーも登場し、物語の広がりは
留まるところを知らない感じ。
これはまさか、マーベル版に双肩する”IDW版-TFユニバース”を構築する気なのか。
今後の広がりに期待~(ヘッドマスターが見たいなぁ)。

【おまけ】
レッカーズの宇宙戦艦”XANTIUM"。
かっこええ!二枚の飛行甲板に艦橋、砲門!
見事なまでの和製宇宙戦艦デザイン、レッドホークというかアーガマというか。
アメリカ人はカブトガニみたいな流線UFOが好きなのかと思ったら
たまには話の分かるヤツがいるじゃない、ナイス!
まぁ、この1コマしか出ませんが。orz
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posted by シンのすけ at 01:42|
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