急に古い話を蒸し返す。
2009年に着工した
BB戦士エルガイヤーの改造ですが
お察しの通り全く進んでません。ちなみにコレ↓

敗因は「新造箇所の多さ」。
作業量が妻子持ちモデラーの許容量を完全にオーバーしていたのです。
とは言え、このまま頓挫も口惜しい…
という訳で3年近くのブランクを経て、心機一転バージョン2の作業開始!

キットを買い直しました。今の好みだとこれで十分にイイですが、それはおいといて。
前回の反省を踏まえて今回の作業指針を定めました。
・外装は元キットを活かし、新造しない。ver.1では四肢をプラ版の箱組で新造しようとしていましたが
新造はとにかく手間と時間がかかって完成が遠のくので
今回は徹底的にキットの外装を利用し、作業を簡素化します。
・関節は三国伝並で十分。個人的見解ですが、BB戦士サイズだと関節可動は三国伝フォーマットで十分、
SD体型で効果的な可動域と、遊び易さを天秤にかけるとあれがベストと判断。
関節に関しては余計な色気を出さずシンプルにまとめたいと思います。
さてその方針で作業する上での難関は2カ所。

難関その1は足首。
キットはスネと足首が一体で成形されています。
三国伝基準にするなら、ここは切り離してボールジョイント化する必要があるのですが…

切り離すと、足首がスネの形にえぐれてしまいます。
外装は新造したくないのに早速足首に成形の必要がでてきました。
うーん、困った。
キットの足首の加工は諦めて他のキットから流用した方が早いかも。
シルエット的にはリックディアスの足首に似てる気がするけど…。

難関その2は肩。
ご覧のとおり、肩アーマーと二の腕が一体成形で、そのためアーマーの開口部が
ばっちり埋まっています。
三国伝基準だとここもボールジョイントを仕込む必要がありますが
足首より目立つ箇所なのでよりデリケートな作業が求められそう。

その辺踏まえてささっと組んでみました。腕はまだ取りかかってません。
ver.1よりもBB戦士的プロポーションになっててイイかんじ!
今の所、外装はほぼキットのままです。

内部構造はこんな感じ。三国伝ジャンクとプラサポで出来ています。
ver.1では足や胴を長くしようと相当キットを切り刻みましたが、
今回は内部に腰パーツを追加する事で、外装には手を加えずに
下半身のボリュームをアップを計りました。
ここまでは1日で手軽に出来ましたが、この後の足首と肩は
ちょっと手間がかかりそうなので続きは気長にお待ち下さい。
じゃまた3年後!(にならないよう気をつけます)。
現状のレシピはこんな感じ。
三国伝キットは正直なんでも良いけど、大仰で曲線的なデザインのものは
組み込み時の加工の手間が増えるのでシンプルなものを選ぶのがよいかと。
パーツとして2、3体分ストックしとくとミスしても安心。
あと、キットを活かす改造するならこの本はスゴくためになる。